
乳幼児揺さぶられ症候群とは、赤ちゃんが全身を激しく揺さぶられることで脳震盪(のうしんとう)を起こしてしまう状態のことです。赤ちゃんの頭は体に比べて大きく、首がすわっていない状態です。揺さぶられると脳自体や脳神経・眼の網膜などが傷つき、重い障害が残ったり、命にかかわります。
「なだめても泣き止まない。なぜ泣いているのか分からない…」とストレスを感じたら赤ちゃんから少し離れて、気持ちを落ち着かせることが大事です。感情的になってしまうのは仕方ありませんが無理に泣き止ませようとせず、決して激しく揺さぶらないようにしてください。