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松本 浩二さん(つながるコーナー65)

最終更新日:
(ID:2332)
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    - 松本板金 -
    代表 松本 浩二さん(山隈)


確かな技術で期待に応える

 若者から高齢者まで、多くの方の暮らしに身近な自動車。今回は、そんな自動車の修理や塗装等を行う松本さんに仕事のお話を伺いました。

何度も顔をだすうちに、いつの間にかに従業員に

 最初に就いた仕事は、型枠大工でした。型枠大工とは、住宅の基礎など、コンクリートを流し込む型を作る仕事です。この仕事を10年程度やっていました。
 仕事がない時や休日には、筑紫野市の自動車工場に顔を出していました。車に興味があり、自分の車をカスタムするのが好きだったので、当時は、用事がなくても遊びに行く感覚で工場に行き、修理作業の様子を見たり、時には手伝うこともありました。そのうち、「うちで働いてみたら」と声をかけてもらったのが転職のきっかけです。そこから車の修理の技術を学び、10年近く筑紫野市の工場で働きました。いつか、独立したいと考えていたため、工場で働いていた時から、必要な工具を少しずつ買い集めていました。

父親が働いた場を活用したい

 父親は、鉄工所を経営していましたが、引退し、10年程度、鉄工所が放置されていました。父親が働いていた場所で何かしたい、その思いがありました。板金屋を開業したいと相談した時、一度は反対されましたが、自分の本気度を示していくうちに賛成してくれました。そこから休日を活用し、約2か月かけて工場内を整理して、今のお店を9年前に始めました。

どんな依頼も断らない

オレンジ色の車

 仕事で大切にしているのは、どんな依頼も断らないことです。他店で断られた、と言われて相談に来るお客様もいます。そのため、大変な作業依頼を受けることもしばしば。今までで一番大変だった依頼は、デジタル迷彩の柄を手作業で1台描くというもの。全体のバランスを見ながら車体にシールを貼り、色を塗る。そしてシールを剥がし、また、次の場所にシールを貼り、別の色を塗る。これを5回繰り返し2か月かけて迷彩柄を仕上げました。
 また、今までやったことがないような仕事も依頼があれば受けます。今、取り掛かっている塗装のオレンジ色は、特殊な色です。そのため、塗料メーカーに相談しても塗ったことがないと言われました。インターネットなどで調べに調べ、何とか塗れました。
 その他にも、近所の子どもたちの自転車のパンク修理やタイヤの空気入れ、自動車の車検、整備や車の販売など、仕事は多岐に渡ります。何か不具合や気になることがあれば、まずは声をかけていただきたいですね。

写真:塗り方にこだわったオレンジ色の車


全ての作業を一人で担う

 現在、従業員はおらず、全ての作業を一人で担っています。作業できるスペースも限られているため、今後は作業スペースを広げたいと考えています。父親に仕事の依頼をしていたお客様が、「父親の技術レベルが高かったので、息子も腕がいいだろう」と言って、自分のところに依頼にきてくれることもあります。自分の技術を信頼してくれるお客様からの口コミや紹介で仕事をいただくことが多いですね。

最後に

 カメラを向けると真面目な表情になる松本さんですが、インタビューで、車のお話をされている時はイキイキした表情で色々教えてくださいました。また、話の端々でお父様への尊敬の気持ちが伝わってきました。仕事の内容は違うけれども、同じ場所で技術を極め、仕事に向き合う姿が印象的でした。


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 町で暮らす人にスポットをあて、その人の魅力や生い立ちを紹介するコーナーです。
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