Languages
閲覧補助
- 文字サイズを変更する -
拡大標準
- 背景色を変更する -
青黒白

福田 義人さん(つながるコーナー60)

最終更新日:
(ID:2345)
  • メイン写真

    - 福田養鶏場、たまごらんど -

      • 代表 福田 義仁さん(北鵜木)

商品のブランド化 そして6次化への挑戦

 養鶏場と洋菓子店の2つの異なる事業を経営し、卵の生産から加工、販売まで取り組む6次化にいち早く取り組んできた福田さん。6次化に着手するまでの経緯、卵やお菓子に込める思いを聞きました。

卵のブランド化を目指して

 福田養鶏場は父の代から始まり、創業50年以上。私は24歳の時に父の作業の手伝いから始めました。昔は養鶏業もある程度の売り上げがありましたが、社会情勢の影響により、徐々に卵のあり方が変化しました。スーパーにお客さんを呼び込むために、とても安い価格で扱われることもしばしば。相場に左右されず、自分たちで価格をつけられる質の良い卵を作りたいと思い、「トシ福田の元気なたまご」というブランド名で卵の販売をスタートさせました。

卵へのこだわり

卵

 他の卵と差別化するために、ビタミン、ミネラル、カルシウムを多く含むこだわりの餌をあげています。この餌を与えることで、殻が固く栄養価の高い卵ができます。コストを下げるために餌を安いものにする方法もありますが、良いものを鶏には与えたいです。
 鶏の健康管理も重要な仕事。良い卵は健康な鶏から産まれるため、毎日のチェックが大切です。鶏舎は開放型にしており、太陽の光や風が入り込む自然に近い環境を作っています。管理作業に手間がかかる分、毎日養鶏場に入って鶏の状態などをしっかり見ることができます。
 周りからは手間がかかって大変だと言われますが、自分にとっては当たり前で、全ては父が教えてくれたこと。それを守り今でも継続してやっています。


「事業の6次化」という選択

 洋菓子店を始めて17年目になります。当時は、養鶏業の経営を改善していくためには、規模拡大をすることが一般的でした。そんな中、うちは6次化という選択をしました。このきっかけを作ったのは父。養鶏仲間の話なども参考にして、時代の流れを見据えた対応だったと思います。しかし、私も妻もお菓子づくりは未経験者。最初はとても苦労しました。オープンから1、2年は、養鶏場の作業に加えてお菓子づくりもあり、寝る間も無く作業していました。
 他の洋菓子店さんのように多くの商品を作ることはできませんが、原材料の卵には絶対の自信があります。この卵をベースに、素材にとことんこだわって自分たちが本当に美味しいと納得したものをお客さんに食べてもらいたい。そんな思いでお菓子づくりに取り組んでいます。

お客さんの声がある限り

 直売所や、スーパーなど養鶏場を通じての出会いに加え、洋菓子店をオープンさせたことで新たなご縁をたくさんいただきました。この縁をこれからも大切にしていきたいです。そのためにも、「福田さんの卵がいい」というお客さんの声がある限り、自分たちが対応できる規模を見極めながら養鶏場と洋菓子店をうまく連動させ、経営を続けていきたいと考えています。

最後に

 インタビュー中、福田さんは「父の基盤や発想力と母の支えがあったからこそ今の養鶏場がある」、「妻が頑張ってくれたからお店が継続できている」と、家族への感謝の気持ちを語っていました。
 養鶏場と洋菓子店をそれぞれ大切に想い、周りへの感謝も忘れない、福田さんの温かい思いが伝わってきました。


つながるコーナーとは?

 町で暮らす人にスポットをあて、その人の魅力や生い立ちを紹介するコーナーです。
 登場した方に、町で暮らす人を紹介してもらうことで、様々な方と「つながる」ことができます。
このページに関する
お問い合わせは
(ID:2345)
ページの先頭へ

大刀洗町地域振興課

〒830-1209

福岡県三井郡大刀洗町大字冨多819番地

0942-77-3063

©2025 Tachiarai Town