つながるコーナーの記念すべき100人目は、今年100歳を迎えた岩迫幸子さん。岩迫さんは、100歳とは思えないほど元気に毎日を過ごされています。その元気の秘訣はどこにあるのか、これまでの100年の歩みを振り返りながら、町での暮らしや長生きの秘訣などのお話を聞きました。
長崎県の松島で生まれ、幼少期を過ごしました。その後、結婚し、長女を出産。しかし、娘が生まれて間もない頃に長崎で原爆を経験し夫を亡くしました。敵機が飛ぶ姿や、爆風で畳が吹き上がり、窓ガラスが割れた光景は、今も記憶に残っています。夫を亡くしてからは、娘を育てながら、好きだった料理を仕事に。学校で調理師免許を取得し、小料理屋で修行を重ねた後、佐賀県で自分の店を開きました。その後、娘が暮らす大刀洗町へ移りました。
健康・長生きの秘訣
長生きの秘訣は、体を動かすこと。朝6時30分からふれあいセンターで行われていたラジオ体操には、10年以上参加していました。今も週に1回、体操教室に参加しています。また、人と話すことも好きで、さまざまな集まりでの皆さんとの交流も、元気の秘訣の一つです。食事は1日3食、好き嫌いなく何でもおいしく食べます。中でも好きなのは、お肉と茶碗蒸しです。
大刀洗町の魅力
町の好きなところは、人が親切なところです。周りの人にはいつも良くしてもらい、大事にしてもらっていると感じています。本当にみんないい人ばかりです。
趣味や好きなこと
踊りや大正琴、ハーモニカなど、これまでさまざまなことを楽しんできました。また、手編みや裁縫が好きで、水筒カバーやマフラーなどを作って、周りの人にプレゼントすることもあります。
日々の楽しみ
最近の楽しみは、ひ孫に会うことです。本当にかわいくて、会う度に癒やされ、元気をもらっています。また、自宅で飼っている猫の小夏(こなつ)ちゃんと過ごす時間も大切にしていて、いつも私のそばを離れません(笑)。外に出て人と会うことも楽しみのひとつです。週に1度の体操教室では、体を動かした後にみんなとおしゃべりする時間が何よりの楽しみ。さらに、シニアクラブで出かける温泉も楽しみにしていて、以前は、到着してすぐに1度、帰る前にもう1度と、毎回2度入っていたほどの温泉好きです。お酒も好きで、温泉に出かけたときに飲むビールは特別おいしく感じられます。
若い世代へのメッセージ
今の若い方は、とても忙しく働いていると感じます。だからこそ、家族や地域の方と話す時間や、体を動かすことも大切にしながら、元気に過ごしてほしいです。