
- 株式会社坂田建設 -
悔しさも好奇心も前を向く力に変えて
土木工事から住宅の外構、リフォームまでを手がける坂田さんに独立するまでのお話や仕事にかける思いを伺いました。
まったくの素人から始まった
高校卒業後、金融機関に3年間勤めていました。退職後は車や乗り物が大好きだったので、車関係の仕事をしていました。そんな中、アルバイト感覚で兄の建築会社に手伝いに行くように。
兄は厳しい人。どんなに現場で頑張っても一度も褒められたことはありませんでした。また、建設業界で働いている友人も多く、兄と同じように私にとって刺激になる存在でした。
悔しさと好奇心が自分を動かしてきた
未経験の分野だったので知識や経験が不足しているのは当然のことでした。私の前を行く兄や友人に「負けられん」と強く思いました。
その悔しさがバネになって必死に勉強しました。他の現場を手伝ったり、友人に教えてもらったりしました。勉強を進めると、物づくりの楽しさを感じるように。
兄の仕事の手伝いを始めてから4年間の経験を積んで独立しました。兄や友人がいたからこそ、短い期間で独立できたのだと思います。
独立してしばらくしてから、兄と一緒に仕事をしました。そのときにふと兄からかけられた「頑張りよるな」という言葉がとても嬉しかったですね。
従業員は家族みたいに大切

仕事は、土木工事を始め個人の住宅のリフォームや植栽、外構など幅広い分野にわたっています。建築やリフォームは私が中心となって動き、その他の現場のほとんどは従業員に任せています。
独立当初は、私一人だけで好きに仕事して生活できればいいと思っていました。しかし、より大きな仕事に取り組んでいくうちに、だんだんと従業員は増えてきました。今では13人が一緒に働いています。従業員もその家族も私の家族のように大切です。
従業員をはじめ、周りの支えがあって今があるのだなと実感しています。
お客様の期待以上の仕事をしたい
土木工事は、図面通りに丁寧に仕上げる仕事。一方、個人の住宅関連の仕事は、図面がなくお客様のイメージや意図を考えながら、すり合わせていく仕事です。
庭に関わる仕事では、お客様がインターネットで検索して植えたい花のイメージがあっても、実物を見ると違っていることがあります。そこで一緒にお客様と実物を見に行くこともあります。そういった積み重ねで想像と現実のギャップを小さくしていきます。
仕事に関わる製品も日々進化していて勉強が必要です。お客様が完成したものを見て「うわー」と喜ぶ顔を想像して常に考えています。それはこの仕事が楽しくて好きだからこそできるのだと思います。
赤と白へのこだわり

会社のイメージカラーは「赤」と「白」です。これは、私が初めて買ったバイクが赤と白のバイクだったことから。会社のロゴマークや重機等も自分で赤と白に塗装しています。赤は「赤字」を連想させることから商売的に良くないといわれていることもありますが、私にとってイメージカラーは大切なことです。
町外の現場へ行くトラックを見かけた知り合いからも「色んな場所で仕事しているね」と声をかけてもらうこともあります。
これから坂田建設と聞けば、何をしている会社かをもっと皆さんに知ってもらえるような会社にしていきたいですね。
最後に
インタビューは、昨年建てられた会社事務所の応接室で行いました。赤と白を基調にしていて坂田さんのこだわりが伝わる空間です。
坂田さんとのお話からは、こだわりは「頑なであること」ではなく、状況に柔軟に対応しながらも「芯はぶれないこと」なのだと思いました。
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