
- 有限会社二ノ宮建設 -
決意が自分を前へ動かす
今回、建設会社を経営する二ノ宮さんに仕事内容や従業員の皆さんとのコミュニケーションについてお話を伺いました。
ホームセンターで買ったノコギリと金づちが原点
妻の両親は、45年前まで、この地で食堂を営んでいました。妻は手伝いで役場にもうどんを配達することもあったそう。のちに運送業へ業態を変更し、そのかたわらで建設業を始めました。
私は小郡市出身で、20代前半で大刀洗に引っ越してきました。創業者である義父が亡くなったことをきっかけに、当時働いていた建設会社を辞め、二ノ宮建設で働くことに。
本業は建設業であったものの会社の前身が運送業だったこともあり、入社して3年間は大型トラックを運転していました。
あるとき、知り合いから『本業の建設業に注力した方がいい』との言葉を受けました。その言葉がきっかけになり、もともと会社勤めだった私が、経営者として、妻の両親が基盤を作った会社を本業で成長させたいと考えるようになりました。
そう決心した後、ホームセンターにノコギリと金づちを買いに行ったことが忘れられません。そこが私の本当のスタート。あれから25年、負けたくない一心で前に進んできました。
人の暮らしの根幹をかたちづくる
建設業の工事は、道路や橋といった構造物の建設、補修をしたり、下水道の整備を行ったりと幅広い分野にわたります。建築以外は何でもしますね。地盤や標高によってやりやすさも変わってきます。
測量機械や仕事で使うソフトウェアもどんどん新しくなり、技術が高度化する中でその複雑さに対応するのは大変です。
今は町外の工事も多く、災害復旧工事などもあります。人手不足の問題もありますが、協力企業などと連携して進めています。
工事等を通して地域の方と関わり、気軽に声をかけてもらうこともあります。大刀洗での暮らしが長くなってもどこか「自分はよそ者」という気持ちがまだありますが、だんだん地域になじんできているんだと実感しますね。
みんなの顔を見て一日が始まる
従業員は12人。現場監督が5人います。仕事は私に依頼が来て、それを割り振っています。今は行けていないのですが、年1回の社内旅行が恒例行事です。
私の日課は毎朝、資材置き場で従業員がそれぞれの現場に出発するのを見送ることです。
従業員が会社の業績や良し悪しを一番肌で感じるものだと思います。だからこそ、安心して働けるよう常に次の一手を考え、機械の導入等の行動に移しています。
もちろん迷い、会社を一緒に支える妻や周囲に相談することもありますが、最後に決めるのは自分です。
最後に

毎朝の日課である、従業員の皆さんとの時間の撮影に伺いました。その日の業務報告をした後は、リラックスした雰囲気に。
最後には皆さん一緒に記念撮影をさせてもらいました。「この写真は、飾らんといかんね」と笑顔で話す二ノ宮さんの姿が印象的で、従業員の皆さんとの普段からの関係性を物語っていました。
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