
- 有限会社零建築工房 -
色んな人とつながって、それが自分の糧に
地元鳥栖市から大刀洗へ来たのは26歳のとき。そこから33年が経ち、地元より大刀洗で過ごした時間の方が長くなったという弓削さん。
今回、仕事や周囲の方との関わりの中で大切にしていることを伺いました。
皆さんが思う「建築」とは違う少し特殊な「建築」
空調機器に関わる建築工事を中心に行っています。例えば、化粧品工場等のクリーンルームを作ったり、普通の倉庫を冷凍倉庫に改修したりという工事があります。「建築」というと家を建てるなどと一般的に想像されるかもしれませんが、少し違います。
最近では病院で、空調設備をいれた新型コロナウイルス対応の病室を作るという工事をしました。
いい仕事ができるよう、全体を見て動く
40歳で独立し、今は会社を私ひとりでやっていますが、工事は内装や左官といった職人たちとチームになって進めています。このチームは昔から変わらないメンバーです。
私は、法律面での技術指導や管理をしていくプロデューサー的側面があります。
職人は自分に任された範囲の仕事をしますが、私は工事全体を見て判断していきます。また、職人の高齢化もあって私のチームでは前の作業をやっている職人を次の職人が手伝ったりしています。お互いをフォローすることは皆で話して決めました。
とてものどかな町で驚いた
結婚を機に妻の地元大刀洗に。鳥栖市では市街地で暮らしていたので大刀洗ののどかさには驚きました。当時はにんじんの葉っぱの形も知らなかった。スーパーに売っているにんじんは葉っぱがついていないでしょう。農業がさかんで野菜が育つ大刀洗だからそれも分かるようになったんですよね。
地域と様々な形で関わって

引っ越してきて早々消防団に入団しました。これまで消防団だけでなく地域で色んなつながりができましたね。みい青年会議所(当時小郡青年会議所)や北鵜木青壮年部などにも所属し、それぞれで会長を務めました。
北鵜木青壮年部は、北鵜木の夏祭りをしたり、区内のゴミ拾いをしたりしています。そもそも、アパートが多く、隣近所がどういう人かわからないので何かグループつくろうというのが創設の理由。私は創設メンバーではないけれど知り合いから「入りぃよ」と声をかけられ設立当時から所属しています。
また、現在町の選挙管理委員会の委員も務めています。選挙管理委員会は主に選挙人名簿の登録や選挙の執行などを行っています。44歳のときに初めて委員の補充員になり、そのときの任命書は今でもきれいに保管しています。
様々な役を経験して、様々な人と関わり、一緒に物事を進めてきました。嘘をつかず正直でいることを大事にして取り組んでいますね。
写真:選挙管理委員会
趣味も充実。セカンドライフへの準備は万端
もともとバイクの中型免許は持っていましたが、年齢を重ねたら趣味がないと思い、数年前に教習所に通い大型免許を取得。ただバイクで走っているだけですが、それだけがいいですね。360度視界をさえぎるものもなく、風を感じることができます。
たまにバイク仲間とツーリングにも行きますが、一人で走るのも好きですね。
最後に
チームで働き、地域や周りの方と協力して動く弓削さんから、趣味は一人で楽しんでいると聞いたのは意外でした。
しかし、一人の時間を大切にし、正直な弓削さんだからこそ一緒にいる人への気遣いや敬意を忘れず、仕事や地域での信頼関係をつくっているのだと思いました。つながるコーナーとは?
町で暮らす人にスポットをあて、その人の魅力や生い立ちを紹介するコーナーです。
登場した方に、町で暮らす人を紹介してもらうことで、様々な方と「つながる」ことができます。