大刀洗町役場広報担当者の今林さんも一緒に明るい日差しが差し込むカフェスペースでランチ
念願の電車を撮影した後は、大堰駅から歩いて2分ほどのドリームカフェへ。
今年の4月末にリニューアルオープンした町立図書館の横に開設されたこのカフェは、
なんと日替わりでオーナーが変わる珍しいシステム。
地域の憩いの場としての役割はもちろん、カフェを出店してみたいと考えている人が
お試しでチャレンジできる就業支援の場でもあるんです。
今日は、ワンコインランチが人気の「みやざきカフェ」が出店中。
こちらは豆を厳選した一杯立てコーヒーも名物。棚町さんと同じく、
大刀洗町役場広報担当の今林さんも合流して、3人でランチをいただきます。

棚町さん
図書館が今年の4月末にリニューアルしたのですが、そこに合わせて集いの場、そしてチャレンジの場としてこちらのカフェをオープンしました。
今日のオーナーの宮崎さんは、民間で働いた後、退職されてこのカフェを始められたんですよ。
町の広報誌の「つながるコーナー」にも登場していただいたんです。

今林さん
夫婦で営業されていて、料理は奥様、コーヒーが旦那さん担当だそうですよ。
図書館の休館日である月曜はお休みですが、それ以外の日は大体5団体くらいの方々が入れ替わりで入っています。

諫山さん
飲食経験が無かった人もいらっしゃるんですよね。
すごいな。
今日もほぼ満席で、大人気ですね。
お話をしている間に、ワンコインランチが到着!
今日のランチは、鶏肉と彩り野菜の塩麹炒めと安納芋ご飯。
柔らかくジューシーな鶏肉は、ほんの少し塩気がきいていて、甘い安納芋のご飯とも相性バッチリ。
ご飯よりも多いくらいゴロゴロと入った安納芋はご近所の方から分けていただいたものを使用しているそうで。
スープ付きで食べ応え十分なのにワンコインとは、恐るべしドリームカフェ!
諫山さんも彩り豊かなランチを早速激写します。
本日の日替わりランチ。目にも鮮やかな野菜たっぷりのワンプレート
諫山さんカメラ講座がスタート!今林さんもカメラに興味津々。

今林さん
さすがお上手ですね〜!
私も自分で撮影しているので教えて欲しい〜!

諫山さん
広報の方は皆さん自分で撮影しているんですね。

今林さん
それまで全然撮影していなかったので、模索しています。
あ、冷めないうちにいただきましょう。

諫山さん
はし袋も手作りなんですね、かわいいな。
あ、安納芋めっちゃ美味しい!甘い!
栄養もバッチリですね。

棚町さん
食後は旦那さんこだわりのコーヒーを飲みましょう!
食後は諫山さんによるカメラ講座を挟みつつ、コーヒータイムを満喫。
オーナーの宮崎さんは高校の頃、カフェを出店する夢があったそう。
退職後、その夢を叶え、今はお客さんとの会話を楽しみながら、コーヒーを入れるのが楽しみだとか。
コーヒーを淹れるオーナーの宮崎さんと激写中の諌山さん。
カウンター席では会話を楽しみながら目の前で淹れてくれます

宮崎さん
そのカメラはフィルムですか?

諫山さん
いや、フィルムに見せかけたデジタルです。
フィルムカメラを使っていた方が使うモデルですね。

宮崎さん
僕もレンズが二つあるのを使ってました。
進化しましたね。
昔のカメラはめんどくさいのがいいんですよね。

諫山さん
そうそう。
僕も時間がある時はマニュアルで撮ってますね。
思わぬカメラ談義を交わしながら、コーヒーがゆっくりと注がれます。

棚町さん
コーヒーを淹れるコツってあるんですか?

宮崎さん
重さと時間に気をつけていますね。
あとは「美味しくな〜れ」って思いながら淹れています(笑)

諫山さん
豆から挽いたコーヒーはまろやかな味わいで後味がスッキリ。
食後にピッタリですね。
豆はどこで仕入れていらっしゃるんですか?

宮崎さん
豆は、小郡の「Morrow珈琲」や久留米の「COFFEE COUNTY」で選んでいます。出店する時に色々なコーヒーを飲み比べて好みの味を探して。
「Morrow珈琲」のオーナーさんはとても優しい性格なんですね。
そこの豆は優しい味がする。
「COFFEE COUNTY」 の豆はキリッとしている。
その人の性格って豆の味にも出るんですよ。

諫山さん
なるほど。
優しい味だ。
こちらが1杯300円、ランチのセットだと200円なんですね。
驚きだなあ。
フィルムカメラと一杯立てのコーヒー、手間がかかるけれども温もりが味わえる所がどこか似ているのかも。
さて、リフレッシュした後、棚町さんがとある神社へ案内してくれました。