令和7年度大刀洗町戦没者追悼式を開催しました
令和7年8月7日(木曜日)、大刀洗ドリームホールにて『大刀洗町戦没者追悼式』を開催しました。111名が参列し献花を行い戦没者の冥福を祈りました。また、戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に伝える取り組みとして大刀洗中学校生徒代表10名が参列しました。
大刀洗町遺族連合会 青木義雄会長の言葉
戦後80年の節目に大刀洗町戦没者追悼式が行われるにあたり、大刀洗町遺族会を代表して、463柱の御霊に対し、謹んで追悼の言葉を申し上げます。
戦争の犠牲となられた方の無念を思うと悲しみが尽きることはありません。ここに、犠牲になられた方々に対し、心より哀悼の誠を捧げます。
終戦から80年が経ち、戦争の記憶がうすれゆくなかで、戦争の悲惨さをあらためて胸に刻み、平和の大切さを若い世代へ伝えるため、大刀洗中学校の生徒代表に参列して頂いています。
今から80年前、昭和20年3月27日と31日、大刀洗飛行場は激しい爆撃にあい、1,000人以上が亡くなりました。亡くなられた方々のご無念、そして肉親を失われたご遺族の皆様のお気持ちを考えると、返す返す残念です。どれだけの年月を重ねようとも、戦争の悲惨さを決して忘れてはなりません。
戦後80年が経過し、戦争を直接知っている世代は、ますます少なくなっています。戦争の悲劇を繰り返さないため、戦争の悲惨さや平和の尊さを次の世代に伝えていくことは、わたしたちに課せられた重大な責務です。
どうか、戦争のない世界が早く訪れますように。この願いを込め、ご参列いただいた皆様の、ご健康とご多幸を申し上げ、追悼の言葉といたします。
中学生代表の式後の感想(一部抜粋)
・追悼式の1日を通して、戦争があっている時だけでなく、終わった後でも飢えに苦しんだ人や大切な人を失って悲しんだ人が数えきれないほどいるということを学びました。
・自分の住んでいる町で昔、戦争でたくさんの方が亡くなったということを知って、戦争が前よりも身近なものと感じました。また、戦争で奪われた尊い命が現在から未来に増えないように平和への考えを強くしていきたいと思いました。
・これからの大刀洗町を引き継いでいく一員としてこのような式に参加させてもらった意味を深く考えることができました。そして、二度と戦争をしてはいけないと強く感じました。
・人の命を奪い合うような争いは今後絶対にあってはいけない、許されないと思いました。自分たちのような若い世代が昔あったことについて知っていくことの重要性を感じました。
・戦争で亡くなった方の遺族の方からの言葉を聞いて、戦争は悪いことだとあらためて思いましたし、今まであった当たり前の日常が急に壊れることは恐ろしいことだと感じました。
・追悼式に参列することで今まで経験したことがなかったことができました。戦争が昔のことだと思っていましたが、自分たちから程遠いものではないとわかり、より「平和」の大切さを感じました。