森田 慎一さん(つながるコーナー73)

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    - ときお整骨院 -
    院長 森田 慎一さん(甲条)

受け継ぎ、その想いを治療に

 町で整骨院を開業して20年。
 接骨院をはじめたきっかけやこだわりなどを聞きました。

空手部に入る予定が・・・

 中学校時代にたまたまテレビで観た空手選手の姿に感動し、高校では空手に挑戦するつもりでした。高校入学後、入部見学に行ったとき、前を歩いていた道着姿の人を空手部と勘違いしてついていくと、そこはまさかの柔道部の道場でした。もとは空手部に入ろうと思っていましたが、見学していると段々興味を持ちはじめ柔道部に入部することにしました。3年間の厳しい練習を乗り越え、就職か進学かを迷っていると、顧問の先生から勧められたのが柔道整復師でした。

道へ向かって

 高校卒業後は、柔道整復師の資格取得を目指し、地元の大刀洗町を離れました。当時は、柔道整復師を目指す人が少なく、県内に専門学校がなかったことから宮城県の専門学校へ。柔道整復師はその名のとおり、柔道の知識や技を身に着けることが必須で、柔道初段を取らなければ資格取得ができませんでした。そのため日々勉強と柔道に追われていました。朝は6時からランニングや手押し車などの体力づくりに励み、午前中の授業で骨や神経などの身体の仕組みや柔道整復学などの専門分野を学びました。そして午後からはまた柔道という体力的にも精神面的にも鍛えられた毎日でしたね。そんな厳しい学校生活のおかげで柔道整復師の資格を取得することができました。

師匠との出会い

 資格取得後は、福岡に戻り、福岡市内の整骨院に就職しました。そこでは柔道整復師として必要な技術を学び、23歳の頃から一人で施術を任されるようになりました。しかし、もっと自分の腕を磨きたいと思い、修行に出ることに。そこで教えを仰いだのが専門学校の同級生である友人の父、加藤さんでした。当時、関東地方は九州地方よりも治療の技術が進んでいると言われていたこともあり、千葉県で整骨院をしていた加藤さんのところへ修行しに行きました。

治すことが治療

 初めて整骨院のドアを開けた瞬間の衝撃を今でも鮮明に覚えています。これまでやってきた治療方法と全く異なっており、何の治療をしているか分からなかったんです。これまでは痛みを和らげる治療をしていましたが、加藤師匠から「患者が痛いと言っているところを触らないのは考えられない。治すことに専念しろ。」と教わり、人を治す治療家としての技を学びました。そして26歳の頃に福岡に戻り町で整骨院を開業しました。整骨院の屋号は、幼い頃からよく可愛がってくれていた祖父の名「ときお」を借りました。

それぞれに合った治療を

 現在は、いとこと2人で整骨院を営んでいます。3歳のお子さんからご高齢の方まで幅広い年代の方が町内外から治療に来られています。ひじが外れやすいお子さんやスポーツでの怪我など症状はさまざまです。加藤師匠の「百人の患者には百通りの治療がある」という教えをもとに、それぞれの人や症状にあった治療をしています。また、術前術後に必ず問診をして患者さんの症状を確認しています。その際に、「ずっと悩んでいた痛みが和らいだ」などの言葉を伝えてもらったときに、とてもやりがいを感じます。

受け継ぎ、そして伝える

 加藤師匠の亡き今は、その息子(同級生)の整骨院に年に一度は行き、治療をしているところを見させてもらい勉強しています。また、年3回ほどに身に着けた知識や技術を共有する勉強会を開催しています。加藤師匠から学んだことを受け継ぎ、一人でも多くの人が治るように他の治療家の方に伝えることが大切だと思っています。


  • 施術部屋

    施術部屋

  • 記念品

    開院20周年を記念して作った祖父(ときおさん)の記念品

  • 施術の様子

    施術の様子

  • 外観

    外観


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