家族経営協定は、農業を魅力ある職業としていくための手段のひとつとして、若者や女性が意欲を持って取り組めるような農業経営や生活をめざして、家族全員で十分な話し合いを行い、目標を定め、対策を考え、その結果決めた家族内のルールです。収益の配分や経営の参加などの内容を文書化し、第三者立会のもとで協定を結びます。経営に参加している女性農業者などの方も、協定を結べばパートナーとともに認定農業者の対象となります。
町内では、現在31件の農家が協定を結んでいます。
協定のメリット
- 個人が尊重され、農業にやりがいと意欲がもて、活き活きとなります。
- 家族共通の将来目標がはっきりします。
- 女性の農業労働や家事労働が適性に評価され、給料制や休日制が実現できます。
- 経営を担う一員として認められ、パートナーシップを担うことができます。
- 農業後継者として、夢を持ちやりがいのある農業ができます。
- 経営移譲がスムーズにでき、農業経営の安定継承に役立ちます。
- 長期的な経営改善計画の樹立や、それに基づく実践に役立ちます。
- 経営管理の近代化に役立ちます。